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整体指導者のコラム
| 2008年4月15日 |
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栄養と吸収
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ある日の夕方、テレビのニュースで、昭和三十年代頃の学校給食の献立が紹介されてました。画面に写されたのは、かなり質素なメニューでした。
患者さんを診てて思うのは、年配の方ほど身体の骨組や筋肉がしっかりしてることです。大事な成長期に質素な食事で、なぜ身体を強くできたのでしょうか。
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人間の身体内部では、不足したものを補おうとする働きがあります。
生命維持のための養分が足りなければ、ほんのわずかな食料の中からでも、消化器系の内臓は養分を吸収するために全力で働きます。
質素な食生活を営んでいると、胃袋はいつも飢えていて、たまに入ってくる粗末な食べ物の中から、必死に養分を吸収しようとします。
今の年配の方達は、そんな効率のいい身体で生活をしていたと考えられます。
今から数十年前は、鶏を飼っていた家庭も多かったはずです。
時折食卓に上る、卵や鶏肉といった動物性たんぱく質を、身体は確実に吸収して、身体に蓄えたのでしょう。
現代のように、常に高カロリーな食事に恵まれ、いつでも好きなときに物が食べられる。そんな生活の中では、内臓も怠けることを覚え、消化吸収の機能自体が、旧来の日本人より低下してるのは間違いありません。
「少し足りないくらいがいい。」
整体の師が、言った言葉です。
もっとも、呼吸器の弱い現代人は、基礎となる体力自体が弱いため、あまり減らしてしまうと、そのまま身体を壊してしまうそうです。
昔と今とでは、日本人の身体の質が違ってしまってるとのこと。
親に体力がないから、生まれてくる子供も体力がない。
この身体構造の負の連鎖は、いずれ日本を活力のない国にしてしまいます。
まずは自分の身体をゆるめて、汗をかき熱を出せる身体を作る。
それが国や地域、そして家庭を明るくするための、第一歩かもしれません。
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