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整体指導者のコラム 

2007年12月4日

肩の痛み、四十肩五十肩

手を上げようとしたら、途中で止まり、痛みで上げられない。
上着を羽織ろうとしたら、手を後ろに動かすとき激痛が走る。
いわゆる四十肩、五十肩と言われる症状です。

英語では「フローズンショルダー」というらしく、肩関節の動きが制限された状態は、まさにフローズン(凍りついた)状態です。

肩関節の症状としては、烏口突起炎や、肩峰下滑液包炎、上腕二頭筋腱炎、等のほか、石灰沈着性腱板炎といった、私も名前しか憶えてないような病名が(他にも複数)あり、加えて、疼痛性関節制動症、いわゆる五十肩があります。
どうも西洋医学的な病名は、炎症の起こる場所の数だけあるようです。

私が学んだ整体では、肩の前面の溝、肩峰の穴といった、かなりアバウトな表現をするのですが、肩に痛みがある方は一様に、肩の溝というか関節が詰まったようになっています。それに付随して、肩甲骨の動きや同側の肋骨の可動性も制限されてることが多いのです。

整体では、部分の炎症に注目するのではなく、関節が動きの悪くなった理由を手の感触で探して、ゆるませます。

肩の症状全般に言えることかもしれませんが、肩に痛みを感じる方の多くは、かなり長期間の肉体的精神的な負担が、かかっているように思います。
そういった疲労の蓄積が、ある日、肩関節の硬直や近辺の筋肉の炎症を引き起こし、腕の動きを制限させてしまうのです。

この疲労の蓄積というのがポイントで、四十肩五十肩、という症状名の年代の方たちは、みなさん身体がしっかりしています。それゆえに、四十過ぎまで無理が利いてしまうのではないでしょうか。

最近の呼吸器の弱い、若い世代の人たちは、同じような疲労を積み重ねた場合、もっと早く肩の溝がつまると思います。
その時は、「二十肩」とかいう病名が出来るのでしょうね。

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